【オシリス文庫通信】『モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください』作者・峰崎龍之介先生ロングインタビュー!

【オシリス文庫通信】『モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください』作者・峰崎龍之介先生ロングインタビュー!

2018/10/20 18:00

手軽に読める濃厚エロティックデジタルレーベル
オシリス文庫通信第5回!

 今月の『オシリス文庫通信』は、オシリス文庫の期待の新作『モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください』の作者・峰崎龍之介氏へのロングインタビューを掲載!

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『モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください』作者
峰崎龍之介氏インタビュー

モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください(1) (オシリス文庫)

――小説を書こうと思われたキッカケ、そしてノクターンノベルズに投稿されたキッカケを教えてください
 中学~高校くらいに、携帯電話で作れる簡易なホームページが流行ったんですよ。それのメインコンテンツにするために、ガラケーを握り締めてポチポチ書き始めたのがきっかけです。ただそのホームページはすぐにやめちゃいました。『小説家になろう』という小説に特化したサイトを見つけてしまったので、そっちで遊ぶようになったんですね。いまとはシステムが全然違うんですが、ランキングに載ったりもしました(当時のなろうはいまほど作品が多くなく、しかも学園ラブコメがめちゃくちゃ強かったので、とりあえずラブコメ書いとけば読まれるような感じでした)。
 ただ、その遊びもあんまり長続きしませんでした。プロットも組まずに好き放題書いていたので、途中で詰まって最後まで書き切れなかったんです。なので小説を書いて投稿、という遊びは段々しなくなって、書くだけ書いて満足という方向にシフトし始めました。またこの頃はオリジナル作品よりも、その時々にハマっていた作品の二次創作小説ばかり書いていた記憶があります。
 二次創作にハマっていたのは書く側だけでなく、読む方もでした。そしてノクターンノベルズに投稿し始めたきっかけも、実のところそこにあります。
 当時『恋姫無双』シリーズの二次創作小説を貪るように読んでいて、その中に七色春日さんという作者さんがいたんですね。そしてこの方のホームページに毎日のように張り付いていると、どうもノクターンノベルズというところでオリジナル作品を書いているらしいと知るわけです。
 さらに調べると、どうもこのノクターンノベルズとやらは『小説家になろう』の十八禁バージョンらしいということもわかり、「ほほう。アカウントは既に持ってるぞ。これはいま書き始めれば憧れの春日さんと同じ戦場に……!」となったわけです。いや、うん。我ながら単純すぎんか。
 まあでも、その結果こうして自分の書いたものを書籍化してもらう機会なんかにも恵まれたわけなので、人生なにが起こるかわからないなぁと。

──『モンスターセラピー!』というタイトルですが、どういう意味なんでしょうか。アロマテラピーといった言葉から連想すると、モンスターを使ったセラピー?

 説明しよう! モンスターセラピーとは、モンスターを使ったセラピーのことである! ……あ、ごめんなさい。石を投げないで。
 ええとまあ、言葉のとおりといえば言葉のとおりの意味です。モンスターはそのままモンスター。異形であり怪物。セラピーというのが『治療』という意味で、仰るとおりアロマセラピー(テラピーとも言う)などでそこそこ浸透している単語ですよね。しかもなんとなく『癒し』とか『美容』みたいなイメージもある。エステ、という単語も候補ではありましたが、最終的にはより広範囲に解釈できそうなセラピーを選択した形です。
 セラピーを行うモンスターは既存のものから完全オリジナルまで色々います。スライムなんかは誰もが知るモンスター代表みたいなところがありますが、デモンイーターはローパーなどの触手モンスターを元に私が考えたものです。
 他にもエロモンスター(と、私は呼んでいます)はいますが、基本的にどれもが後付けというか、セラピーの内容ありきで考えています。
 この作品を書き始める時、まずやったのがセラピーの対象となる『女性の悩み』を思いつく限り羅列することでした。たとえば肌荒れ、肩こり、便秘、生理不順、冷え性、母乳の出が悪い……等々。とにかくひたすら並べて、そこからエロに繋げられるものをピックアップし、それに対応する生態を持つモンスターをデザインしていった形です。最初に案がまとまったのはスライムによるスキンケアでしたね。ベースは全年齢版セラピーですが、必要に応じて容易く十八禁セラピーにも移行できる点が非常に便利で、しかもスライム自体の知名度が高いので読者への説明もしやすい。軸にするならこれだなと、わりとすぐに決められました。
 またシェリーとフェリア以外のヒロインたち、つまりセラピーのお客となる女性たちは、セラピーの内容と対応するモンスターが整理され、エロネタとして確立したあとに生まれていたりもします。そのエロネタを施されたとききちんと輝けるよう体型や性格、職業などを吟味してあてがい、名前を付けてキャラクターとしてまとめていく。生い立ちや人生観なんかも、実際に作品内で使うかどうかは別にして決めています。これはまあ、単純に私が設定魔だからなんですが。

──モンスター自身の性衝動によって女性が襲われるのではなく、あくまでも主人公の意思に沿って、モンスターと女性の官能シーンが描かれるのですか?

 これは仰るとおりですね。セラピーを行うモンスターは、モンスターテイマーである主人公、アレスによって制御されています。また主人公は悪意あるスケベ心ではなくビジネスとして女性たちの肉体と欲望に寄り添うスタンスを取っています。

──いわゆる触手モノといったモンスターエロといえば、凌辱めいた表現が描かれますが本作ではどうでしょうか?

 基本的にはないですね。元々この作品自体、「モンスターエロって、凌辱しかなくね?」という気づきを根幹に構想したもので、だからこそこの作品での凌辱は禁忌に指定しています。
 そもそも私自身、隙間産業的にモノを書いている節がありまして。たとえば転生モノや転移モノはまだ書いたことがないんですが、これはライバルが多すぎるからというのが結構大きな理由です。書き手が多いということは、そのジャンルにおいてめちゃくちゃ強みを発揮する作家さんが混じっている可能性が高い。つまり、私が書かなくてもおもしろい作品はどんどん増えていく。そこに中途半端なものを投げつけてもしょうがないと思うんですよね。だったら私は私で「これは私しか書かなくね?」というものを突き詰めようと考えたわけです。
 そうして考えていったもののうちのひとつが、"モンスターエロなのに凌辱じゃない""エロエステ"『モンスターセラピー!』だったわけですね。

――物語を書く上で注力している点、また性描写を書く際のこだわりなどありますか?

 なるべく王道に寄せよう、という意識はありますね。私はファンタジー作品ばかりを書いているのですが、そもそもファンタジーもの自体、読者に新たな世界を丸々ひとつ提示するという面倒くさい性質を持っているんです。その上でややこしい展開にしてしまうと、たぶん読者は着いてこれない。いやまあ、それでも読ませるのが作者の技量だと言われればそれまでですが、少なくとも私にそんな力はないので、大人しくわかりやすい展開にしています。
 ああでも、私は結構ヘソ曲がりなところがあるので、ちょとしたところで変なことをします。エロ小説なのにやけに味のある男キャラを出したりとか。『モンスターセラピー!』でいえばビリーがそれに当たりますね。
 あとは主人公を魅力的に、というのは常に考えています。読者が物語を読む中で一番長く時間を共にするキャラクターなので、あんまり嫌な奴だと読みにくいじゃないですか。また作者にとっても一番長く時間を共有する相手ですし、変な奴だとモチベーションに関わりますから。
 性描写に関しても結構こだわりがあるんですが、多すぎるのでみっつくらいにしときます。
 ひとつは"意味のないことはしない"ということ。そのシチュエーションにした意味を壊さない、と言ってもいいかもしれません。具体的に言うと、"コスプレAVでコスチュームを脱がしてはならない"とか"マッサージものなのに開始十五分で挿入してどうすんの"ということです。もうそれコスプレAVじゃないやん。マッサージはどこいったのよ。ただのAVやんけ金返せー! 
 ……失礼。取り乱しました。
 ふたつめのこだわりですが、これは最近注力し始めたことで、喘ぎ声の表現をちゃんと工夫しよう、というものです。
 極論ですが、「あん、気持ちいい!」「あ、ん……気持ち、いい……っ!」じゃだいぶ違います。三点リーダーと読点、"っ"を入れただけでもかなりエロくなりました。あとはキャラクターによってどんな喘ぎが一番適切かも考えます。年上のお姉さんなら息多めかなとか、強気なキャラなら「くっ……」みたいに歯を食い縛る感じ多めにしようとか。
 そしてみっつめですが、濡れ場は緩急をつけて描写するようにしています。
 愛撫でじわじわ昂っていくシーンは一文を長めにしたり、ちょっとややこしい言い回しにしたりで"読み終わるまでの時間"を引き延ばし、絶頂や射精などの瞬間的な快感の発露を描くときは文章を短く切る……というような感じです。
 他には心理描写は長々書いて、実際に動き始めたら短く文を切る、みたいなこともやります。これは戦闘描写のやり方の流用で、男側が女性を淡々と責めるときに結構使えます。

──そういえば人気作の『ダンジョン暮らしの元勇者』がコミカライズされましたね! 官能表現は抑えられていると思いますが、どのあたりに注目してほしいですか?

 おおう。レーベルの違う作品の話が豪速球で飛んできてびっくりしましたが、最初の設問で思いっきり触れてた私が言えた義理じゃないですね。あ、そういえばオシリス文庫さんの作品がビギニングノベルズから紙書籍になるパターンもありましたか。きー子さんの聖女のやつ買いましたもん。よしじゃあセーフだ。セーフってことにしておこう。
 ええと、『ダンジョン暮らしの元勇者』はなんというかエロもストーリーも全力投球じゃオラァ! という作品なのですが、それは尺に制限のないweb小説だからできたことなんですね。なのでコミカライズに関してはややストーリー寄りに調整してもらっています。とはいえしかげなぎ先生によるイレーネやフレデリカといったヒロインズが激烈にかわいいいのは間違いないですし、本作の目玉であるダンジョンエロも今後出てきますので、ご期待いただければと。
 あとは、そうですね。『ダンジョン暮らしの元勇者』は、"魔王を倒したあとの勇者はどうなるのか?"という、なんとかクエストをやったことのある世代なら一度は考えたことがある疑問を元に書いた作品です。ダンジョンエロとかいう頭の悪い語句が混じってはいますが、お話としてもそこそこおもしろいんじゃないかなぁと、手前味噌ながら自負していますので、よろしければ一度読んでみてくださいね。

──最後に一言、お願いします。

 加減がわからなくて長々答えてしまったので、面倒くさい奴だなぁと思われたかもしれませんが、まあ概ねそのとおりです。ただ書いているものはきちんとエロくておもしろいものだと自負してますので、安心してお読みいただければと思います。うん、全然一言じゃないな!(こういうところが面倒くさいというのに)
 それでは、ありがとうございました!

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モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください(1) (オシリス文庫)

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 王都に伝わる民間療法"モンスターセラピー"。ものは試しにと主人公・アレスはスライムを使った洗体とマッサージを女情報屋・シェリーに施術してみた。するとスライムは彼女の敏感な部分まで責め、シェリーをすっかり発情させてしまった──。

モンスターセラピー! カラダの悩み、この子たちにお任せください(1) 
レーベル:オシリス文庫
発売日:発売中

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