【新シリーズ開幕記念】【1巻丸ごと無料連載第4回】『淫靡な洞窟のその奥で(1)』

【新シリーズ開幕記念】【1巻丸ごと無料連載第4回】『淫靡な洞窟のその奥で(1)』

2019/04/22 18:01

「小説家になろう」の男性向けサイト「ノクターンノベルズ」で人気のスライム凌辱ファンタジー第1巻丸ごと無料公開第4回!

女冒険者たちがスライムに延々と犯されるオシリス文庫の最人気作『淫靡な洞窟のその奥で』 新シリーズ開幕となる第6巻が発売されるのを記念して第1巻を丸ごと無料連載しちゃいます! スライム凌辱が好きな方は必見です!

淫靡な洞窟のその奥で(1) (オシリス文庫)

淫靡な洞窟のその奥で
著者:ウメ種/イラスト:アフ黒(1~5巻)/月猫(6巻)

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「はぁぅっ!」

 口から、はっきりとした嬌声が出た。まるで火がつきそうなほどに熱い声だ。
 それが合図だったように、胸を犯す触手の動きが加速する。右の胸は根元から絞るように犯され、左の胸はその巨大な脂肪全体を捏ねるように犯される。
 両方同じなのは、乳首だけは紐状の細い触手でまるで鑢をかけるように扱かれていることか。

「んっ、はっ──はぁっ!!」

 あまりの激感に、額を支点にして、胸を地面から遠ざける。だがそれでも、触手の乳房責めは終わらない。
 いや、地面から浮いたことで動きやすくなったのか、さらに加速してフレデリカの乳房を責め立てる。

(なに、これ!! なにこれなにこれ!! ひ、ぃ──ぃ)

 痺れて自由の効かない身体が、意に反して痙攣する。心は折れまいとするのに、肉体がどうしようもなく屈してしまっている。
 開いた口は閉じることができず、いままで自分が出したことのないような甘い声を垂れ流す。突き出された舌を伝って涎が地面へと垂れ、ブラックウーズの上へ落ちる。
 熱いナニカを求めるように、腰の動きが激しくなったように思えた。

(う、そ……うそうそうそ!! い、──)

 生まれて22年。処女を失ったのはいくつの時だったか。
 初めて──。

「ん、ぅぅぅ──!!」

 フレデリカは、胸だけで果てた。
 数回痙攣した肢体は地面へ投げ出されるように倒れ、その胸が再度押し潰される。
 その衝撃で敏感になりすぎた胸から鋭すぎる感覚が襲ってくるが、果てたいまならなんとか耐えられた。
 だが、痙攣するうちに乳首が地面に擦られてしまい、女の熱がまた身体の奥に積もっていく。それがわかっていても、身体の痙攣が止められない。

「は……ぁ」

(すご──)

 女の強い意志を表わしていた瞳がぼんやりとまぶたを開け快楽に濁り、涙で濡れている。その瞳はなにも映しておらず、夜の闇とそこにある叢をぼんやりと眺める。
 だが、触手が止まっていたのはその瞬間までだった。

「んぅ!!」

 地面に押しつけられ、形を歪ませた胸。その豊かな胸からの刺激に、フレデリカが目を見開く。

「やめて!! おねがい、やめて!!」

 両の手に力が入らず、口でしか抵抗できないが、それでもフレデリカは大声で抵抗する。
 いや、もはや抵抗とはいえまい。口で拒絶しているだけで、身体はこの刺激を受け入れている。
 口は閉じたことを忘れたように悲鳴と嬌声を上げ、身体は先ほどよりも確かな快感を、痙攣という形にして表わす。

「むね、むねだけ! むねだけでぇ!!」

 そして、痙攣するたびに触手に扱かれる乳首を、地面に押しつけるように捏ね繰り回す。その動きはだんだんと強く、激しくなっていることにフレデリカは気づいているのだろうか。閉じることを忘れた口と同じように、耐えることを忘れた身体は麻痺毒によって不自由ながらも、必死に快楽を得ようとしている。
 思考がかすみ、触手から与えられる快楽からの痙攣なのか、自身で乳首を押しつける自慰からの快楽なのかわからなくなる。
 強気な光を放っていた瞳は涙にうるみ、しかしそれでもまだ逃げようとする意志が思考の隅にあったのか。あのイく直前の激しくも穏やかな瞬間。その一瞬、浅ましくあえいでいる自分の姿を見ている、一対の瞳を見つけてしまった。
 それはカール。麻痺毒に身体の自由を奪われ、ブラックウーズの触手に引きずられていた彼は、軟体へ肩まで浸かってしまっている。
 しかしその頭部はいまだ夜の風を受けており、その視線は……この場で唯一対抗する手段を持っているであろうフレデリカを見ていた。いや、凝視していたといってもいい。

「ぁ───あっ!!」

 再度、フレデリカの身体が大きく痙攣する。スライムに嬲られ、痙攣し、あえがされた。その一部始終を見られていた……その恐怖に震えたのだ。

「み……ひぃぅ!!」

 硬く尖った乳首が揉み、扱かれ、折られる。ただそれだけで、フレデリカの口は嬌声を上げてしまうまでに燃え上がってしまっていた。
 もう、嫌悪やら気持ちやらは関係ない。身体が、刺激に弱くなってしまっているのだ。
 そして、そんな自分を仲間が見ているという現実。見られているという現実。
 それが、フレデリカの性感だけでなく羞恥心をも刺激する。

「見る、な──見ないで……っ」

 普段の彼女を知っているなら、信じられないほど弱々しい声が漏れた。ブラックウーズへ飲み込まれつつあるカールから視線を逸らして、地面を見る。
 しかしそれでも、カールの視線が自分に向いているとフレデリカは感じた。唇を噛んで嬌声を抑えるも、身体の震え、痙攣までは抑えられない。いままでは自慢だった胸は、すでに最悪ともいえる性感帯へとなってしまっている。
 胸を揉まれ、乳首を扱かれるだけで痙攣し、その様をカールに……人間に見られている。そう考えるだけで、フレデリカの身体は痙攣してしまった。

(ちがう……ちがうぅ)

 2度、3度と痙攣すると……今度はよつんばいの体勢で突き出していた尻を一度大きく振るわせ、続いて小さく何度も痙攣させる。
 果てた。無様に、魔物に犯されて、しかも胸だけで……2度も。
 胸の内で否定するも、痙攣する身体は如実に絶頂の余韻へ至っていることを伝えている。きっと、カールにも気づかれたはずだとフレデリカは考えてしまう。
 だが──。

「な、ん……なんでぇ!!」

 触手の動きが止まらない。止まらないのだ。何度も、何度も、何度も何度も何度も──フレデリカの胸を犯す。
 豊かで、敏感で、淫乱で、最大の弱点となった胸を休むことなく犯す。
 どうしようもなかった。もう2度も絶頂へ導かれた身体は、フレデリカ本人の意思を無視し、どうしようもなく従順になっていた。
 胸を捏ねられるたびに痙攣し、乳首を擦られるたびに腰が男を求めるように前後する。
 魔導師のローブの下、服を着たままだというのに、絶頂を極めさせられる。グチュグチュという粘液とインナーが擦れる音と、フレデリカのあえぎ声だけが夜の山にこだまする。

「ひ、ひぃ──は、ひぃ!!」

(なんで!! どうして!!)

 確かに、フレデリカの胸は敏感だった。だがそれは、性感を得るという、普通の生理現象だったはずだ。
 こんなバケモノに犯されて、無理やりに組み伏せられて、屈辱に涙を流して、獣のように浅ましく尻を突き出して、他人に見られて、感じるほどではなかったはずだ。
 絶頂の快楽に思考が乱れながら、なぜ、どうして、と自身へ問い続ける。
 自分はこんなにも淫らだったのか? 違う。
 こんなにも性に飢えていたのか? 違う。
 心のどこかで、獣のように組み伏せられるのを願っていたのか? 違う。
 そう自問自答を繰り返しながら──。

「いやっ、だめっ、だめぇ!!」

 腰の動きは時間が経つごとに大きくなり、触手に捏ねられる胸を地面で擦り、口からは形だけとなった拒絶の言葉を吐く。
 意思は、確かに抵抗している。もし、いますぐに解放されたなら、このスライムを跡形も残らず焼き殺すだろう。
 だが同時に、身体はいま以上の刺激を求め始めていることに、フレデリカはまだ気づいていなかった。
 誘うように、いや、求めるように振られる腰は、2度目の絶頂以降、その動きをだんだんと大きくしていっている。前後に揺らすだけだった腰は、円を描くように、男を誘うような動きへと変わっている。
 強気な光を放っていた瞳は、いまでは淫蕩に曇り、その目尻は下がり、涙を流している。
 そこにあるのは魔導師フレデリカの顔ではなく、女の貌だった。
 だが、鏡があるわけでもなく、フレデリカ本人はそのことに気づかない。
 ただただ──、

「も、やめぇ……!!」

 浅ましく舌を突き出し、胸を犯す触手に許しを請う。
 全身を痙攣させ、口ではなく身体で絶頂を知らせながら、それでも胸への暴虐をやめてほしいと言葉にする。
 それでも止まらない。
 触手は止まらず、ローブの下でフレデリカの豊乳を捏ね続ける。
 どこまで敏感になるのか、どれだけイけるのか、それを確かめるかのように。
 スライムは女体を調べていく。もはや、そこに冒険者としての矜持などなかった。粘液の触手が蠢くと、恐怖と……次の快楽を期待するように身体が震えてしまう。
 そんな自分の変化を認められず、なにより恐ろしくて、フレデリカはうつむいていた顔を上げた。

「たすけ、へ……かー……」

 その声が、途中で止まる。先ほどまでフレデリカを見ていたカール。いままで一緒に旅をしてきた、気弱な青年。
 彼は頭まで粘液の中へ沈み込み、口を開け、白目を剥いていた。
 その表情は苦悶に染まり、開けられたままもう二度と閉じることのないであろう口は、まるで怨嗟を叫び続けているかのようですらあった。
 なにせ、フレデリカが快楽に喘ぎ、悶えていた時。彼は粘液に取り込まれ、痺れた身体は抵抗などできず、呼吸困難で死んでしまったのだ。それはどれだけ苦痛で、そしてどれだけの絶望だろうか。
 フレデリカは、そんなカールを……カールの死体を、胸を揉まれながら、その刺激に身体を震わせながら、ただただ呆然と見ることしかできない。身体中を粘液に塗れさせ、服や頬には泥がつき、顔は粘液とは別に涙や涎で汚れてしまっている。
 そんな、あまりにも無様な格好で──。

「かーるぅ、たすけへぇ……」

 彼女は、死体に助けを求めた。

 フレデリカは、すでに両腕を解放されていた。
 だが、痺れて感覚のないその手は、しばらくは使いものにならないだろう。しかし、フレデリカが考えることは、そんなことではなかった。

「……ん、ひ」

 突き出した尻は小刻みに震え、その肢体が絶頂したことを如実に伝えてくる。
 だが、その口から放たれる声には、もはや力はない。
 あれから3度。計5回、胸だけでイかされた。乳房は敏感になりすぎて痛みを訴えるほどになり、フレデリカからは確認できないが、乳首は小指の先ほどにまで肥大していた。黒のインナーを押し上げるほどまで育った乳首もまた、粘液の滑り気があるとはいえすでに痛みを訴えている。
 女魔導師の反応が鈍くなったのを理解したのか、ようやっとスライムの胸責めが止まる。胸は触手で拘束されたままだが、揉み、捏ね、犯されることはいったん終わったようだ。
 鈍く残る鈍痛と、上半身に力を込めることができず、胸を地面に押しつけるようにしながら小刻みに腰が震えてしまう。
 その姿は哀れの一言で、まるで獣が人へ許しを請うように頭を垂れているようにしか見えない。

「はぁ、は……ん」

(おわ……った……?)

 もはや、フレデリカにどれだけの時間が経過したなどということはわからない。
 リグが死んだ。
 カールが死んだ。
 その死体はいまだにブラックウーズの中を揺蕩っており、そのことがフレデリカの心を締めつける。そして、いつか自分も──。
 そう思った瞬間、いまだに犬のように腰を突き出した体勢だったのを思い出し、疲れたように地面へ身体を投げ出そうとする。
 疲れた。もう、なにも考えたくなかった。

「んぅ!!」

 イき果て、意識を手放そうとした瞬間、触手によって腰が支えられた。
 休むことも許されないのか──。

「も、ぅ……むりぃ」

 弱気が口から出る。しかし、それはもうずっと前からだ。もうずっと前から、フレデリカの心は折れてしまっていた。
 だが、そんな言葉などスライムに通じない。
 そもそも、人語を介するかもわからない。
 ……いや、フレデリカがあれだけ哀願したというのに胸責めを止めなかったところを見ると、言葉が通じないのだろう。
 尻を突き出した体勢のまま、ズボンのベルトをスライムがカチャカチャと外そうとする。その音が、フレデリカのあえぎ声しか聞こえなかった闇の中で、妙に高い音で響いた。

(え……え、え!!)

 ズボンを留めていたベルトが外される。それは、ソレの意味するところは──。

「や、え……やめぇ!」

 イきすぎて言うことを聞いてくれない身体に鞭打ち、這うようにして逃げようとする。そこにはもう、冒険者としての姿などなかった。
 凌辱者から逃げる、ひ弱な女。まさにそのままだった。
 両の手は痺れてマトモに動かず、イかされすぎて身体は意思に従わず、触手に逆らおうともしない。
 だがそれでも、女は必死に逃げようとする。腰は触手に捕まれ、胸も拘束されているというのに、それでも這って逃げようとする。
 怖かった。恐ろしかった。駄目だ、と意思がフレデリカに警鐘を鳴らす。
 胸だけだ。胸だけで5回も果てさせられた。嫌悪と恐怖と敵意で敵を睨んでも、それでも無理やりにイかされた。どれだけ拒んでも、否定しても、哀願しても、イかされ続けた。

(やだやだやだやだやだやだ!!!!)

 犯される。
 魔物に。畜生以下の世界の敵に。胸だけで女を満たすバケモノに。
 きっと、何度も犯される。許しを請うても、救いを求めても、助けを願っても──このスライムは、一顧だにせず女をイかせ続ける。
 胸だけで、胸だけで──あんなに、イかされたのだ。
 女の急所など犯されたら。

「やだ! 誰か、誰か、誰か!! カール、リグ! 助けて、助けてぇ!!」

 ひたすらに恐怖に突き動かされて助けを求める。助けを求めた先はもう絶命しており、この悲鳴はどこにも届かない。そうわかっていても、女の本能が、弱い部分が、犯される恐怖に負けてしまう。叫んでしまう。
 恐ろしかった。どうしようもないとわかっていても、それでも嫌だった。
 魔物に犯されるだなど考えたこともなかったし、きっと誰もそんなこと考えていない。いままでそんなことはなかったのだ。魔物は人類の敵で、殺し殺される関係で、滅びの道をたどる敗者でしかなかったはずだ。
 だから、魔物の性欲がどれほどかなんて、誰も知らない。
 でも──魔物が、どうしようもない畜生だとはわかっていても……どれだけやめてと泣いて叫んでも、胸で何度もイかせるような畜生だ。
 そんな、そんなヤツに犯されたら──。

「は、ん──や、やぁ」

 胎の奥が熱く、強く、疼く。どうしようもない。身体はスライムの触手の味を知ってしまった。
 冒険者の、魔物狩りの意志が折れても、それを認めてしまっては……彼女は、フレデリカは冒険者ではなく、魔導師でもなく……魔物と同等の畜生に堕ちてしまう。
 だから、身体がどれだけ裏切っても、意志が折れても、魔導師として研鑽した自分を、人間であることを失いたくなくて。いまは逃げても、次はかならず──。
 カチャ、と。ベルトの金具が外れる音が、耳に届いた。

「やぁ、やだやだ──おねがい、やめてぇ!!」

 泣いた。
 小娘のように、生娘のように、泣きながら、娼婦のように腰を振ってしまう。
 触手から逃げようとするお尻が、まるで誘うかのように揺れる。これから犯されることを期待する肢体が、ただそれだけで小さく痙攣してしまう。

「なんで!! どうして!! 魔物なのに、魔物なんかに!!」

 フレデリカは、絶対の意志をもって拒絶の言葉を口にする。
 だが、やはりこの女は気づいていない。
 身体はもはや逃げる素振りなど見せず、ただ浅ましく尻を振り、触手を待っているのだということに。
 ベルトの拘束が解かれ、次は厚手のズボンが下げられる。そちらも、女性らしく実った安産型。胸は豊かで、尻もよく実り、腰には優美なくびれがある。
 その見事なお尻を包み込むのは、飾り気のない、だが大人の女性らしい黒のショーツ。
 そこの股間部はすでに、触れられてもいないのに湿っていた。胸だけで果てさせられた、その人外の性技を肉体が待ち望んでしまっているのだ。

「おねがい! お願いだからぁ──もう許してぇ」

 泣きわめくその声をやはり無視して、触手が黒いショーツを脇に避ける。
 長い旅で揃えられていない、淫猥に茂った黄金色の陰毛が愛液に濡れ、股間へ貼りついている。
 陰部はこの先の刺激を待ち望むようにヒクつき、臀部のあいだ、肛門の穴まで見られ、フレデリカは羞恥に啼く。

「おねがい、おねがい、おねがい、おねがい────」

 子供のように、同じ言葉を繰り返す。瞳からは涙があふれ、それだけではなく無様に鼻水まで垂らしてしまう。それほどまでに嫌だった。嫌で、嫌で……怖かった。
 自分がどうなるのか。これからどうなってしまうのか。わからない。恐怖が胸に湧く。胸が締めつけられ、だというのに夜の冷たい風が濡れた陰部に触れると、たったそれだけで陰部のヒクつきが自分でも感じられた。
 用意されたものは、成人男性の平均的なサイズ。フレデリカからは見えないが、いままで胸を揉んでいた触手とは違い、しっかりと直立している。
 それが、陰部へ口づけをするように添えられた。

「お願い、だから……」

 それでも、スライムは止まらない。
 抵抗は一瞬。1週間ぶりに獲物を銜え込んだそこは、スライムの触手を食いちぎるように締めつけてしまう。そこにフレデリカの意思などない。女の本能だけがあった。

「ぁ──は、ああ!!」

(嘘、うそうそうそうそ!! 入ってる!! 私の中に、魔物が!!)

 意志が折れそうになる。
 心が折れそうになる。
 どうしようもない絶望が胸を占め──。

「ぁあ、ああ、ああ!!」

(入ってきてる───ッ)

 ──どうしようもない快楽が、フレデリカという女を犯す。

(なにこれ、なに───)

 ただのひと突きで、一番奥まで貫かれた。
 人間の男では絶対に犯せない場所、その入り口までたったのひと突き。長く使われていなかった膣壁を力任せに抉り、最奥である子宮の入り口までを密度を増した硬い触手で穿たれる。
 技巧などなかった。ただただ、力任せ。暴力的な注入。

(──すごぃぃ)

 随喜の涙があふれて止まらない。
 口は快楽を告げるためだけの器官と成り下がり、凛々しかった表情は、淫らに歪む。
 どうしようもなかった。わかっていたことだ。フレデリカ・リーンは、もうこの魔物には勝てない。そんなこと、女の身体が理解している。
 触手が引かれる。入り口近くまで引かれ……また、力任せに穿たれる。痛みを感じそうなほどの突き込みだが、不思議と痛みはない。それは、触手が粘液でできているからだろう。これが普通の男、硬くたくましい、熱をもった男根だったならばまた違っていたはずだ。
 フレデリカ自身からあふれる愛液とは別に、滑るブラックウーズの触手だからこそ、最近使われておらず硬くなっていた膣壁を傷つけることなく刺激する。

「あ、うん──うんっ」

 きっと、この場から逃げても、このスライムに相対したなら、フレデリカは膝をつくだろうとわかっていた。
 これほどまでに犯された。胸だけで、意志を屈服させられた。
 それを、認めきれなかっただけなのだ。
 いや……自分から、負けに来るかもしれない。だって、だって……延々と快楽だけを与えてくれるスライムだなんて、初めてだったのだ。

「そ、そこぉ! そ──ひぃん!! むぇ……むぇやめぇ!!」

 触手の注入に合わせるように、胸を拘束していた触手も動き出す。
 乳房を捏ね繰り回し、乳首を扱きまくり、自分の意志で地面に押しつける。
 きっと、両手の状態が万全だったなら、もっと力強く胸を──。

「やめ、っ──やめぇ! 強くしないでぇっ!」

 犬のように舌を出し、短い吐息を何度も吐く。まるでフレデリカが発する言葉の反対のことをするように、しかし言外の意志を反映するかのようなスライムの動きに、もはや嫌悪感はない。
 それどころか愛おしさすら感じながら、触手に合わせて腰を振る。
 黒のショーツに飾られた下半身が、魔物のペニスを迎え入れる。長い冒険によって鍛えられた下半身が触手を締め上げ、少しでも気持ち良くなってもらおうと自分から腰を打ちつける。
 その反動で胸が地面に擦りつけられ、さらなる快感が魔導師の美肢体を犯す。触手を突き入れられて、おそらくそう長い時間は経っていない。
 だというのに──。

「イ、んぅぅぅ──!!」

 フレデリカは痙攣し、その絶頂をスライムへと告げた。
 肢体が何度も痙攣し、開いた口からは涎があふれる。その瞳はなにも見ておらず、口は絶頂後の快楽にただただ意味のない言葉を吐き出す。その先には、ブラックウーズがいた。その中には、ふたつの死体があった。
 だがそれすらも、フレデリカには見えていなかった。

「ぁー……ぅ、ん、あ……」

 痙攣する。強く、強く──いままでの人生で、もっとも激しい絶頂。
 本当の、女の絶頂。
 折れた。
 心が、意志が、冒険者の矜持が、魔導師の誇りが──いまこの瞬間、完全にへし折られた。

「おねがいします……ぅ」

 スライムのペニスが刺さったままの下半身を緩やかに揺らす。
 クチュ、とスライムの粘液と自身の愛液が混ざり合った音に、耳が痺れる。

「……もぉ、ゆるしへぇ」

 そう言った瞬間、力強く触手ペニスが叩きつけられる。

「ぉ、ほ──ぉ」

 子宮の入り口に叩きつけられた一撃に、意識が揺れる。虚ろだった瞳はまぶたの裏へ隠れ、閉じることのない口から涎が飛ぶ。
 身体の一番奥が、じゅん、と熱を発した。その瞬間、もう一度、子宮を狙って触手が打ちつけられる。
 次は、言葉も出なかった。ひと突きでイかされ、次のひと突きでまたイかされる。
 涙や涎だけではなく鼻水まで垂れ流し、強気だった瞳は白目を剥き、触手の動きに合わせて地面に顔を擦りつける。
 そこにはもう、ただの女しかいなかった。魔物に犯される女。犯されて……悦んでいる女。

「ユぅ……ひてぇ」

 また、触手が叩きつけられる。
 許しを請う。
 何度も、何度も、何度も───。

「ゆる……くだ、さぃ──ひぅん!!」

 フレデリカの意識が飛び、その口がただ無意識に言葉を繰り返す。そこにはもはや、フレデリカの意思はない。本当にただ、意識を失う前に口にしていた言葉を言っているだけだ。
 もちろん、スライムは止まらない。


 もう何度イった? もう何時間犯された?
 それでもフレデリカは解放されない。
 その美貌を快楽に歪ませ、無様に開かれる口からは涎どころか泡を吹く。
 胸を犯され、膣を犯された。反応がなくなったら、肛門も犯された。
 だがそれでもフレデリカは犯され続ける。スライムの粘液とフレデリカの汗と愛液を吸った土はグチュグチュと湿った音を立てるほどまで濡れている。
 いまはまだ、このスライムは『射精』という能力を得ていなかった。
 精巣がまだ不完全で、射精することができないのだ。
 女を犯し、射精し、孕ませる。そのための行為だというのに、スライムは射精することができない。
 だからフレデリカは犯され続ける。意識を失くしても。スライムが射精できるようになるその時まで。
 何度も、何度も、何度もイかされる。

「──、───っ、──……」

 日が昇る頃には、動かない人形のようになっていた。
 死んではいないが、壊れてしまった美貌の魔導師。
 ようやく体内のふたりを消化し終わったブラックウーズは、病的な痙攣を繰り返すだけとなったフレデリカを触手を巧みに使って抱え上げた。
 そのまま、ゆっくりと動き出す。ミスリル廃坑の入り口──その奥へ、運んでいく。
 その薄暗い穴は、まるで地の底へ続いているかのよう。
 粘液に塗れた裸体を陽光に輝かせ、女魔導師は薄暗い廃坑の奥へと運ばれていく。孕ませる。ただただ、そのためだけに。
<to be continued>


<漆黒のスライムの魔手に女冒険者たちは陥落していく──! この続きは好評発売中の第2巻で!!>


淫靡な洞窟のその奥で(1) (オシリス文庫)

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淫靡な洞窟のその奥で(2) (オシリス文庫)

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淫靡な洞窟のその奥で(6) After Disorder 1 (オシリス文庫)

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淫靡な洞窟のその奥で

著者:ウメ種
イラスト:アフ黒(1~5巻)/月猫(6巻)
レーベル:オシリス文庫


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